☆ 商品案内 ☆
 
使用上の注意




ご使用上の注意
注意マーク リフテック・チェーンスリングのご使用に際しては、必ず取扱説明書をよくお読みの上、正しくお使いください。

more safety 効率よく安全な作業をするには、たゆまない安全管理からはじまります。
チェーンスリングの点検は日常点検として使用前に、また定期点検として安全管理責任者を決めて、正しく行ってください。また製品ごとに使用管理やその他の履歴管理を徹底して行ってください。
 
〈禁止事項〉
荷をつり下げたままで長時間放置しないでください。
チェーンの摩耗や伸びによる使用限界を守り、変形や亀裂が生じているものは使用しないでください。
欠陥の生じたチェーンを溶接、肉盛または熱処理を施すなどして再使用しないでください。
 
〈危険・注意事項〉
外れ止め装置に変形が認められる場合は使用せず、すみやかに取り替えてください。
 
〈義務事項〉
荷は必ずフックの中央で吊り下げ、フックの先端では吊らないでください。
荷はバランスよく吊るようにしてください。
フックには、外れ止め装置(ラッチやセルフロック)がついているものを使用してください。
(ファンドリーフック、Cフックを除く)
JIS B8816 巻上用チェーンスリングの使用基準・点検基準を参考に、十分な管理を行ってください。
 
最大使用荷重に注意
  最大使用荷重に注意して、決してオーバー荷重しないようにしてください。
特にスリングの基本使用荷重とつり角度使用荷重が変わりますのでご注意ください。
ショック荷重を避け、地切り・着地に注意
  ショック荷重はオーバー荷重になります。急な引っ張りを避け、地切り・着地に注意してください。
また常時振動をうけやすい作業では安全率に十分な余裕を見てください。
チェーンをねじらない
  チェーンをねじったり、ボルトでつないだりしないでください。
タグを見て、安全管理
 

タグを見て、安全管理をしてください。

最大使用荷重別に正しく保管
  最大使用荷重別に正しく保管してください。
保守点検及び定期点検を正しく行う
  保守点検及び定期点検を正しく行ってください。
 

  点検及び廃棄基準
点検
事項
摩耗・伸び
曲がり・ねじれ
きず・き裂
アークストライク・変色
摩耗
オーバーロードによる伸び
曲がり
ねじれ
きず
き裂
アーク
ストライク
変色
点検
方法
測定
測定
測定
目視
目視測定
目視測定
目視
目視
廃棄
基準
線径の10%以上
5リンクの元の値の5%以上
線径の
10%以上
ねじれがないこと
元の値の5%
元の値の5%
小さいものでも不可
灰色・純青色は不可
補修及び対策
短期間に基準に達する場合は粉塵によるためか、もしくは荷重が大きすぎるかの原因があるからでそのつど適切な解決をはかる。 外ピッチに伸びが出たらオーバーロードです。サイズアップしてください。 曲がり又はねじれが発生していることは、オーバーロード(集中荷重)によるものです。荷重に見合った強さのチェーンにサイズアップしてください。 深さ5%迄のものは、ヤスリにてなめらかに削りとる。
 
廃棄
変色しているのは熱影響を受けたためで、強度の点で下表の範囲内で使用されているか検討する。

 

 
使用荷重を低減すべき条件 次の場合は、安全な使用荷重が、<つり方と使用荷重>表の使用荷重より低減率で指定のパーセントだけ小さくなります。

●極端に低い、、または高い温度での使用
温度 低減率(%) 低減率(%)
特殊鋼
チェーンスリング
ステンレス
チェーンスリング
-40℃以下 使用不可 使用不可
-40℃を超え100℃以下 0 0
100℃を超え200℃以下 10 0
200℃を超え300℃以下 25 0
300℃を超え350℃以下 35 0
350℃を超え400℃以下 40 0
400℃を超え600℃以下 使用不可

30

600℃を超える 使用不可 使用不可
一旦”使用不可”の温度になったチェーンスリングは強度低下しています。誤使用されないように、直ちに廃棄してください。

●チェーンがシャープエッジと接触
エッジの丸み(半径R) 低減率(%)
チェーン線径(D)の2倍以上 0
チェーン線径(D)以上その2倍未満 30
チェーン線径(D)未満 50

チェーン線径未満の場合は、使用荷重を50%に低減すると同時に、当て物を必ず使用し、チェーンスリングを保護して下さい。 低減率適用例(シャープエッジ) D:チェーン線径,P:チェーンピッチ
Dがチェーン線径
Pがチェーンピッチ
●極端に細い丸い物
相手の直径(S) 低減率(%)
チェーンピッチ(P)の3倍以上 0
チェーンピッチ(P)の3倍未満 50

エッジのない丸い相手であるが、シャックルの軸のように極端に細い相手にじか巻きする場合に適用。 低減率適用例(極端に細い相手)

●その他、次に当てはまる場合は低減率を20%
 ・常時振動を受ける
 ・自動ラインに組み込まれるなど、使用頻度が高い
 ・常時使用荷重限度に近い荷重をつる



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